フィギュア女子世界選手権 ショートはコストナー!ザキトワを抑えトップ!

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コストナー!ザキトワを抑えトップ!
フィギュアスケートの世界選手権が21日、イタリア・ミラノで開幕しました。女子ショートプログラム(SP)は、地元イタリアのカロリナ・コストナーが世界歴代3位の80・27点で首位に立ちました。平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)が僅差の79・51点で続きました。平昌冬季五輪4位の宮原知子(関大)は自己ベストに迫る74・36点で3位、同五輪出場を逃した樋口新葉(東京・日本橋女学館高)は65・89点で8位につけています。ちなみに平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)は右足の痛みのため出場していません。
トップは地元カロリナ・コストナー31歳脅威の演技
コストナー選手といえば、洗礼された演技でジャンプだけでなくいろいろなところに見どころがある選手ですよね!
コストナー選手は最初のトリプルフリップ+トリプルトゥループを完璧に決め、その後もトリプルループ、フライングキャメルスピン、後半に入ってもダブルアクセル、レイバックスピン、ステップシークエンス、足かえコンビスピンとすべての構成要素で加点を獲得する完ぺきな演技を見せました!
コストナーは、強く速くなったり、優しくゆっくりとなったりする女性ボーカルの曲を、緩急ある滑りと上半身のしぐさでダイナミックな表現で非常に見ごたえがありました。
地元民の心をつかむ演技
地元だけあってジャンプを決める度に拍手がわいて会場にも後押しされた感じがします。得点は、80.27と自己ベストを2点近く更新する会心の演技で首位に立ちました。
31歳のベテランは「15年前、イタリアでは誰もこの競技を見に来なかった。でも今は、この会場が埋まる。しかし、今自分のスケート人生の旅はとても素晴らしいものだったと感じている。」と幸せをかみ締めていました。
その他有力選手の結果は?
ザキトワ惜しくも2位
コストナー選手に引き続き、登場したのはロシアのザキトワ選手!
ザキトワ選手といえば後半にジャンプを集中させる独特の演技構成で有名です!
白鳥の湖に合わせて、序盤のフライングキャメルスピン、ステップシークエンスでは、加点をとる好スタート、しかし後半最初のトリプルルッツ+トリプルループの着地でふらついてしまいます。
その後のトリプルフリップ、ダブルアクセル、レイバックスピン、足かえコンビネーションスピンは、加点を取ってきました。得点は79.51トップのコストナー選手とは、0.76差でした。
本人は演技終了後少し納得いかない表情を浮かべていました。
宮原知子安定の演技で3位
宮原知子選手はショートプログラム前のインタビューでオリンピック後の心境について
「オリンピックは1度出場したら次出られるかわからない大変な舞台、スケートの技術的な部分だけでなく、気持ちの面でもすごく成長できた。オリンピックが終わってオリンピック以上の演技がしたいという気持ちが強くなった。」
と、世界選手権への意欲を語っていました。また重点的に取り組んだことについては、
「一番はジャンプを・・回転不足ないジャンプを意識して練習してきました。まだ安心はできないジャンプなので、まだまだもっと良いジャンプができるように頑張りたいと思っています。」
とジャンプの修正に取り組んできたことを明かしました。今大会の意気込みについては、
「シーズン最後の大会なのでしっかりといい形で締めくくれるようにすることと、自分の気持ちを精一杯伝えることを目標にしています。」
と力強く答えていました。
演技については、sayuriのテーマに合わせて、春を感じさせる桜色の衣装で躍動しました。最初のトリプルルッツ+トリプルトゥループのコンビネーションジャンプで少し回転不足をとられたものの、フライングキャメルスピン、足かえコンビネーションスピンと加点をとります。
演技後半もトリプルループ、ステップシークエンス、ダブルアクセル、レイバックスピンと安定した演技を見せました。
個人的には、ステップシークエンス軽やかさがが大好きです!
得点は74.36と自己ベストに迫る得点を獲得し本人もうれしそうな表情を浮かべていました。
終了後のインタビューでは
「今シーズン最後の蝶々夫人となるので思い切って自分の世界観を出してそのあと結果がついてくるような滑りをしたい」と意気込みをかたっていました。
最終グループ最初の滑走者!樋口新葉選手惜しくも8位
樋口新葉は、試合前にインタビューで今大会のテーマについて
「去年はすごく緊張していて、ショートは上手くいったけどフリーは上手くいかなかったりとか気持ちの切り替えというのがうまくできてなかったシーズンだった、今シーズンはオリンピックシーズンだったので、自分の中でもいろいろなことに気を使いながらミスもいつもより少なかったシーズンだったと思います。去年より確実に成長していると思うので今の自分ができることをすべて出し切りたい」と意気込みを語っていました。
演技では、力強いジプシーダンスの曲に合わせ序盤のダブルアクセルからしっかりと着地を決めていました。
しかし、後半のトリプルルッツートリプルトゥループのコンビネーションジャンプで転倒!その後のトリプルフィリップやステップシークエンスは持ち直したものの、65.89で8位となりました。
銅メダリストオズモンド4位につける
カナダのオズモンド選手もまだまだメダル圏内に位置しています。
序盤のトリプルフリップ+トリプルトゥループでは、回転不足を取られ、続くトリプルルッツでも少し手をつきそうになるなど減点が目立ちました。後半のダブルアクセルの転倒とジャンプで精彩を欠いていましたが、それでも72.73と宮原選手に約1.6差でついてきています。このあたりがさすがの銅メダリストですね!
まだまだ、メダル争いは混とんとしています!フリーが楽しみですね!
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