北朝鮮、アメリカに隠れて高濃縮ウランを秘密基地で生産
- 2018.07.01
- 北朝鮮

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秘密基地で、高濃縮ウランを生産
アメリカのNBCテレビは30日、情報機関の分析として、北朝鮮が秘密の施設で核兵器に使う燃料の生産を増やしていると報じました。
NBCテレビが当局者の話として伝えたところによると、アメリカの情報機関は、北朝鮮が過去数か月の間に複数の秘密の施設で、核兵器の原料となる高濃縮ウランの生産を増やしていると分析しているそうです。
米朝会談後に反故
当局者は北朝鮮がアメリカとの交渉の中で多くの譲歩を引き出すために、こうした施設を隠そうとする可能性があると判断しているという。
米朝会談では、完全で確認可能で不可逆的な核開発の中止に合意しましたが、予想通り約束を守らない姿勢が見られています。
完全な核開発の中止はできるのか?
北朝鮮は核とミサイルの実験を停止しているが、ある当局者は「核物質の貯蓄や製造を減らしているという証拠はない」と指摘。
「アメリカを欺こうとしている明白な証拠がある」と話しているという。
今回、情報機関が核開発を行なっている情報を掴んだように、常に監視をして秘密基地をしらみつぶしに無効化していく必要があります。
開発者ももう国外に脱出させていると言う噂もあるようにどうにかしてすべての開発者や施設を監視下におけるかが今後の鍵となりそうですね。
高濃縮ウランとは?
高濃縮ウラン、(HEU,High Enriched Uranium)とは、核分裂を起こすウラン235の濃縮度を20%以上に高めたウランのことであり原子爆弾、研究用原子炉、軍事用艦艇の原子力推進機関などに使用されるものです。
天然ウランに含まれるウラン235は、およそ0.7%程度であるため、濃縮度を高めるにはウラン濃縮を行う必要があります。
高濃縮ウランは、一般的な商用原子炉で用いられる低濃縮ウラン燃料に対し、相対的に核暴走を引き起こしやすいため、取り扱いに注意を要します。
濃度が高いと反応速度が速くなるので危険なのです。
原子爆弾向けには最低20%以上、実用上90%以上の濃縮度が必要とされている。このため、90%以上の濃縮度は、兵器級 (Weapons-grade) とも呼ばれます。
高濃縮ウランは、核兵器転用・核テロの可能性があるため、それを燃料としていた原子炉の低濃縮ウラン利用への転換も進められています。
また、原子力推進機関を備えた艦艇で、高濃縮ウランが使用されるのは、原子炉稼動期間を長期にすることにより、燃料の交換を不要にするためです。
原子力空母や原子力潜水艦の核燃料交換には、船体を大きく切り開いて交換を必要があります。
この交換方法だと多大な費用が必要とりますが、高濃縮ウランを使用することで、艦齢より長い原子炉稼動期間を実現し、理論的に運用期間中における核燃料の交換作業を不要にする事でコストを削減しています。
原子力潜水艦や空母には、燃料を補給する概念がないのは驚きですよね。
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