女子ソフトボール世界選手権上野選手の力投も、銀メダル

女子ソフトボール世界選手権上野選手の力投も、銀メダル

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ソフトボール女子世界選手権最終日(12日、千葉・ZOZOマリン)2020年東京五輪の前哨戦と位置づけられる大会。

世界ランキング2位の日本は決勝で世界1位の米国に八回から突入したタイブレークの延長十回、6-7で逆転サヨナラ負けを喫し、2大会連続準優勝に終わった。

準決勝で米国に敗れた日本は、敗者復活を兼ねた3位決定戦で上野由岐子投手(36)=ビックカメラ高崎=が完封してカナダに3-0で勝ち、決勝に進出。

連投した上野が最後に力尽きた。米国は2大会連続11度目の優勝を飾り、東京五輪の出場権を獲得した。

上野選手、熱投も延長戦で力尽きる!

日本が最大のライバル米国に負けました。

エース上野由岐子投手(36=ビックカメラ高崎)が完封したカナダとの3位決定戦から中3時間半で先発。11奪三振で延長10回を最後まで投げ抜きました。

両チームともに得点がない中迎えた2回表、2アウト一、二塁の場面でした。

8番我妻悠香捕手(23=ビックカメラ高崎)のタイムリーツーベースで1点を先制。

3回表2死には、3番山崎早紀外野手(26=トヨタ自動車)がレフト前ヒットで出塁。続く4番山本優内野手(29=ビックカメラ高崎)が初球を右方向へ運ぶタイムリースリーベースヒットで1点を追加し、2-0とします。

しかし3回裏2アウト一、二塁の場面でアメリカの5番スポールディングにライトへの3ランホームランを浴び、2-3と逆転され、上野選手にとっては今大会初失点となり、無失点記録が途絶えてしまいました。

上野選手の気迫のこもった投球に打撃陣も応え、2-3と1点を追う6回表ノーアウトの場面、6番DP(指名選手)藤田倭(やまと)投手がバットでとらえたライナー性の当たりは、右中間のフェンスを越えソロホームランとなり、3-3の同点となり日本は、追い上げムードに!

延長戦タイブレークに突入(タイブレークは、ノーアウト一、二塁からスタート)し迎えた8回表ワンアウト三塁、内藤実穂内野手(24=ビックカメラ高崎)の逆転の内野安打で4点目。

しかし直後の8回裏、ノーアウト一、三塁から同点打を許し、4-4とされる。

その後、お互いタイブレークルールのピンチを守りきります。

10回表ノーアウト二塁、藤田が中堅へ勝ち越しの2ランホームランを放ち6-4とアメリカにリード!

10回の裏、ノーアウト二塁から始まるアメリカの攻撃、二塁打を含む3安打を浴びて同点に追いつかれます。

さらにツーアウト二、三塁。

ここで上野選手が投じた162球目、今大会555球目は、相手打者にとらえられ、三塁線を抜かれ、前日の準決勝に続くサヨナラ負け。日本は2大会ぶりの世界一を逃し、上野選手は、天を仰ぎました。

上野選手のコメント

上野選手は

「みんなが6点取ってくれたのを守りきれなかった。連投のつかれは理由にならない。今回は若い選手がたくさん点取ってくれたしこれがチーム力だと思う、今後は一番はチーム力を上げていくことが全てだと思う。この悔しさは五輪が次の勝負、戦い方を考えて行かなきゃ行けない。勝つことを求められているのでオリンピックでリベンジできれば」

と話した。

「みんなが6点も取ってくれたのに守りきれなかった。“上野コール”で背中を押してくれた観衆の期待にも応えたかった。申し訳ない」

2時間58分の熱戦に敗れ、エースは肩を落としました。

敗者復活戦では完封!

同じ日の昼に行われたカナダとの3位決定戦では、先発して見事に完封を達成しています。球数は、87球でした。

その直後に宇津木麗華監督(55)が「今日は(6戦無失点の)上野で勝負したい」と明言したとおり、約3時間半のインターバルでマウンドに上がりました。

その期待に応えるように上野選手も「信頼されてマウンドに上げられているのだから、疲れは理由にならない」と自らを戒めて、決勝に臨みました。

一時は引退も考えていた上野選手

金メダルを獲得した北京大会を最後に競技が五輪から除外されて10年…

一時は引退を考えながらも戦い続け、ソフトボールの競技復活を願い続けていました。

ソフトボールの五輪への復帰は2年後、東京オリンピックで実現します。

初戦は開会式の2日前、2020年7月22日に福島あづま球場で予定されています。

なんと、その日は上野の38歳の誕生日となっています!是非選手として参加し、勝利で締めくくってほしいですよね!

上野選手は、「次の(世界一を懸けた)勝負は五輪。そこでリベンジできれば。しっかり勝てる試合を作っていきたい」

と2年後への思い、世界一へのおもいをかたっていました。

各選手等のコメント

主将の山田「自分自身は何も仕事ができなかった。自分のふがいなさを今後につなげたい」

2本塁打の藤田「何か一つ自分ができればいいと思って打席に入った。東京五輪で必ず一番いい色のメダルを取れるように、また明日から頑張っていきたい」

宇津木監督「投手の層が不足していた。これからの2年間でどうやって投手に経験を積ませていくかが課題。上野は百点満点の出来だった」

2008年北京五輪でも上野選手が活躍、熱投413球

前回大会でも、上野選手の絶対エースぶりが目立ちます。

準決勝(対米国)で延長九回を投げきったが1-4で敗戦。日本は同日午後に行われた3位決定戦(対豪州)へ回りました。

今回と同じように変則トーナメントのため、勝てば決勝進出となるこの試合に“中5時間”で再び先発。

延長十二回を完投し、4-3で勝利しました。さらに!翌日の決勝(対米国)でも七回を投げきり3-1で勝利。2日間で計28回、413球を投げる鉄腕ぶりで初の金メダルを獲得しました。

上野選手の凄さと、日本の投手事情の苦しさがわかります。

是非とも投手の層が薄い課題を克服して、日本女子ソフトボールが世界一になってほしいですよね

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