大阪なおみが全米オープン優勝した凄さとは、賞金はいくら?
- 2018.09.11
- 大阪なおみ

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大阪なおみ選手が日本人のシングルスで初めて、グランドスラム4大大会の1つ全米オープンを制覇しました!
強さの秘密や今さら聞けないテニスの基本についても伝えていきたいと思います!
そもそもグランドスラムとは?
グランドスラム4大大会とは、国際テニス連盟定めた全豪オープン、全米オープン、ウィンブルドン(全英オープン)、全仏オープン4大会の総称です。
テニストーナメントとしては最大規模・最高権威を持ち、男女共催で行われるのが特徴です。
かつてはアマチュア大会として開催されており、1968年にプロ選手の出場を解禁するオープン化処置が実施されました。
それぞれの大会は開催地のテニス協会が主催・運営しており、国際テニス連盟は開催・運営に直接関与はしません。
トーナメントの分類上、4大大会はグランドスラムと呼ばれる為、よびかたによって混乱を招く事があります。
グランドスラムで勝つという場合は4大大会そのものを指し、 グランドスラムを達成する という場合は4大大会を全て制覇する事を指しています。
全米オープン
全米オープン(英語:US Open)は、ニューヨーク市郊外にあるフラッシング・メドウのUSTAナショナル・テニス・センターを会場として、毎年8月の最終月曜日から2週間の日程で行われるグランドスラム4大大会の一つです。
観客動員数や賞金総額はテニス競技大会で最大です。
コートは、ハードコートで行われています。
年々増加する観客の収容にウェストサイド・テニスクラブが対応しきれなくなり、全米テニス協会は、会場の移転を決断しました。
協会会長が1977年にフラッシング・メドウにUSTAナショナルテニスセンターを建設、サーフェスもクレーコートからハードコートに変更した上で1978年に会場を移転しました。
この様に、全米オープンは現在に至るまで変遷に富んだ道のりを歩んできました。
開催地や会場のみならず、サーフェスについてもグラス➡︎グリーンクレー➡︎ハードと2度の変更が加えられており、これは4大国際大会で全米オープンだけの特徴です。
全米オープンの賞金は?
全米テニス協会の発表によると、全米オープン50回目の開催となる今年の賞金総額は過去最高の5,300万ドル(約59億円)となっています。
男子・女子シングルスの優勝賞金は各380万ドル(約4億2,000万円)となり10万ドル(約1,100万円)の増額!
準優勝でも賞金は185万ドル(約2億円)、男子・女子ダブルスペアへの優勝賞金は70万ドル(7,900万円)となっています。
2018年の全米オープンシングルス賞金額は以下の通りです!
優勝:380万ドル(4億2,000万円)
準優勝:185万ドル(約2憶円)
ベスト4:92万5,000ドル(約1憶円)
ベスト8:47万5,000ドル(5,300万円)
4回戦:26万6,000ドル(2,900万円)
3回戦:15万6,000ドル(1,700万円)
2回戦:9万3,000ドル(約1,000万円)
1回戦:5万4,000ドル(約600万円)
なんと出場するだけでも600万円もらえるんですね!
かつごとに、私の年収を軽くしのぐ賞金が上乗せされて行きます!凄い賞金額ですね!
日本人のグランドスラムの成績
これまでの日本人のグランドスラム4大大会の成績は、男子シングルスでは、2014年の全米オープンで錦織圭選手の準優勝、女子シングルスでは、沢松和子さんとクルム伊達公子さんのベスト4が最高でした。
ちなみに、テニスの解説で有名な松岡修造さんは、1995年の全英オープンでベスト8、沢松奈生子さんは、全豪オープンでベスト8、杉山愛さんは、シングルスで全米と全豪でベスト8、ダブルスでは、全米混合、全米、全仏、全英で優勝しています。
日本人初のグランドスラム勝利
全米オープンの女子シングルス決勝が行われ、第20シードの大坂なおみ(20=日清食品)が元世界1位で第17シードのセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)と対戦!
6―2、6―4のストレート勝ちを収め、日本選手として初の4大大会制覇を果たしました。
試合は、コーチングで警告を受けたセリーナウィリアムズが苛立ちを募らせ審判に対し抗議!
ブレークバックを許した第2セット第5ゲームで、イライラが頂点に達して破壊したセリーナウィリアムズ
この行為に対し、この日2度目の警告を受けたセリーナは、客席からのコーチングの疑いで受けた最初の警告への不満をもらしながら主審に向かって「私は人生で一度たりとも不正を働いたことなんかない。あなたは私に謝罪する義務がある」と詰め寄り、自身の要求に応じないとみるや、「謝りなさいよ。悪かった、って言いなさいよ!」と鬼の形相で猛抗議!
2度目の警告により第6ゲームで1ポイントを失うと、「あなたは私からポイントを奪った。盗っ人でもあるわね」と言いたい放題でした。
その後もペースを取り戻せずに、イライラは頂点に!ラケット破壊したことで警告を受けるなどしたウィリアムズが、審判への執拗な抗議でゲームペナルティーを取られ、第2セット第8ゲームを戦わずして失うなど終盤は異様な雰囲気で進みました。
さらに、3度目のペナルティーで第8ゲームを戦わずして失ったことを知ると、あきれたように笑いながら「冗談でしょ?」
しばらくして現実を受け止めたのか、今度は涙を浮かべて「こんなのフェアじゃない。不公平すぎる」と何度も繰り返し、プレースタイルそのままにコートサイドでも感情をあらわにしました。
四大大会通算23勝の元世界女王は最後まで冷静さを取り戻すことなく、16歳下の大坂にストレートで敗れました。
その後も抗議を止めず、試合は一時中断。大坂が初優勝を決めた後も、ジャッジに不満を持つ観客はブーイングを続けた。
ブーイングの中の表彰式
ブーイングの中で行われた表彰式。先にマイクを向けられたウィリアムズは「プレーのことは言いたくない。ただ、彼女(大坂)は素晴らしいプレーをした。彼女にとって最初のグランドスラム優勝です」と切り出しました。「皆さんが応援してくれた大会です。最高の大会にしましょう。ブーイングはもうやめて」とスタンドに呼びかけた。そして「コングラチュレーション、ナオミ」と勝者をたたえた。

続いて大坂の優勝インタビューが始まるとインタビュアーの「準決勝が終わって夢があると言っていましたね。グランドスラムの決勝でセリーナとプレーするという夢があると。現実になりましたね」とマイクを向けられました。
すると大坂なおみさんは「ちょっと質問に対してではないことを話します」と口にしました。
「みんな彼女(セリーナ)を応援していたことを知っています。こんな終わり方ですみません」と涙を浮かべた。
ウィリアムズの呼びかけ、大坂の涙のあいさつでブーイングが続いていた会場の雰囲気が変わる。大坂は「セリーナと全米の決勝で対戦する夢がありました。それがかなってうれしいです。プレーしてくれてありがとう」と16歳上の元世界女王に感謝した。
優勝トロフィーを受け取る大坂には、それまでブーイングを続けていた観衆もあたたかい拍手を送った。快挙を成し遂げた大坂にようやく笑顔が戻った。
試合中はラケットを破壊し、審判に激しい口調で抗議するなど“大荒れ”だったセリーナ。しかし試合が終わると大坂と抱擁を交わして、お互いの健闘を称えました。
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