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とうとう日本にも空母が復活するかもしれない!そして最新鋭の戦闘機との組み合わせになると強力な抑止力になりそうですね!
防衛省ヘリ搭載護衛艦の改修か?
防衛省は、海上自衛隊最大のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」を、戦闘機を搭載できる「空母」に改修する検討に入った。
米海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Bが離着艦できるようにする。航空自衛隊もF35Bを導入する方向で、将来的には空自機を搭載、運用する構想も浮上している。政府関係者が26日、明らかにした。
いずもは平成27年3月就役の新鋭艦で、全長248メートルの全通式甲板を備える。対潜水艦が主任務のヘリ搭載護衛艦だが、自衛隊幹部によると、甲板の塗装を変えて耐熱性を上げるなどの小規模な改修でF35Bが搭載できる見込みという。
F35Bとは?
F35Bは、防衛省が計42機を調達する予定のF35Aの別タイプで、短距離の滑走で離陸し、垂直着陸できるため、短い滑走路での運用や艦載に適している。
米軍岩国基地(山口県)に1月から配備され、米海兵隊が佐世保基地(長崎県)の強襲揚陸艦の艦載機として運用している。
防衛省はF35Bを、既存の空自F15戦闘機の旧式機体の後継として導入する方向だ。島嶼(とうしょ)防衛の強化が念頭にあり、南西諸島方面への配備も検討されている。
F35Bなら有事に主要基地の長い滑走路が破壊されても運用できる可能性が高く、いずもを洋上拠点とすれば、さらに運用の幅は広がる。
じゃあ最初からB型買えばいいんじゃないの?
これだけB型の良さが書かれてるのに何故、A型の購入が決まっているか疑問に思う人も居ると思うので、A型の良さをいいます。
B型は、垂直離着陸が可能になっている分構造が複雑でコストがかかります。なので基地が整備されている環境では、A型の方がコストパフォーマンスがいいのです。機体の構造が簡単だと整備性も向上します!なので当初改造空母の案がなかったため、A型にした経緯があると思います。当然A型の方が先に実戦配備されるので、F4ファントムの後継機を早く導入したいという日本のお家事情にもマッチしているのです。
今後どうなる?
防衛省はいずも改修後、米軍のF35Bとの共同訓練などで経験を積み、将来的には空自機を運用することも構想に入れている。
政府は年明け以降、「防衛計画の大綱」改定と次期中期防衛力整備計画の策定に本格着手し、いずも改修なども焦点になる見通し。
一方、政府はこれまで「攻撃型空母」の保有は必要最小限度を超えるため認められないとの憲法9条解釈を継承しており、解釈の見直しや整合性の確保が課題になりそうだ。
小野寺五典防衛相は26日の記者会見で「防衛力のあり方は不断にさまざまな検討をしているが、F35Bの導入や、いずも型護衛艦の改修に向けた具体的な検討は現在、行っていない」と述べるにとどめた。
この空母が実現したらどうなるのか!
現在中国の海軍力は空母の導入や開発等で飛躍的に向上しています。それに対抗するためには日本も空母を持つしかない。
それがF-35Bの「いずも」型搭載検討である。
さらにいえば、F-35B軽空母は対中海軍力の劣勢を一挙に改善できる力を持つ。
なぜなら
1 中国空母を陳腐化
2 中国艦隊戦力の更新強要
3 中国潜水艦戦力の更新遅滞
を引き起こせるからです。
ざっくり言うと中国が艦載機の性能で圧倒的劣勢に陥るためだ。中国空母が搭載しているJ-15戦闘機は第4世代戦闘機である。第5世代のステルス戦闘機F-35には手も足もでない。レーダ探知できないF-35Bに対し中国のJ-15は一方的劣勢の立場に転落する。
空母は、乗っけてる飛行機の戦力がものをいうので軽空母導入により日本は海軍力の劣勢を改善できるのです。
結果、中国空母は日本軽空母に勝てない二線級装備となるのです。
なお、これは平時にも効く。プレゼンスにおいても中国空母は旧式扱いされる。日本軽空母と並べられた場合「中国空母は日本空母に敵わない」印象を与えられる。
これにより他の艦隊戦力に金をかけざるをえない状況になり、さらには、潜水艦の更新にまで影響を与えることになるのです。
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