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フィギュアの世界ランカーに注目
もうすぐ平昌オリンピックですね今回は、世界ランキングから注目選手をピックアップしたいと思います。
そもそも世界ランキングの決め方って?
フィギュアスケートの世界ランキングは、オリンピックや世界選手権などのショートプログラムの滑走順を決める基準や、グランプリシリーズや国別対抗戦の出場資格を問う基準として使われます。
世界ランクが高い選手は、オリンピックなどの重要な大会のSPで、点数の出やすい遅めの滑走順で滑ることができるという仕組みになっているという訳です。
世界ランキングは、現シーズンと過去2シーズンの合計3シーズンの通算ポイント数で決定します。なので、休養していた選手や、国際大会デビューしたばかりの選手は不利となってしまいますね。
2017-2018年度の場合は、シーズン毎の割り当ては、2015-2016シーズンが70%、2016-2017シーズンが100%、2017-2018シーズンが100%となっています。
ランキングのポイント対象となる大会は、大きく3つのカテゴリーに分けられ、獲得ポイントが高い順に、ISUチャンピオンシップ大会、グランプリシリーズ、その他ISU指定の国際大会となります。
それぞれに含まれる大会は以下の通りです。
1 チャンピオンシップ大会
・世界選手権世界フィギュアスケート選手権
・冬季オリンピック
・ヨーロッパフィギュアスケート選手権
・四大陸フィギュアスケート選手権
・世界ジュニアフィギュアスケート選手権
2 グランプリシリーズ
・グランプリシリーズ6大会
・グランプリファイナル
・ジュニアグランプリシリーズ7大会
・ジュニアグランプリファイナル
3 その他ISU指定の国際大会
・チャレンジャーシリーズ(B級大会)など
世界ランキング2017-2018
女子シングル
順位
名前/ポイント
1メドベデワ(ロシア)4710
2オズモンド(カナダ)4228
3ソツコワ(ロシア)3702
4ポゴリラヤ(ロシア)3330
5宮原知子(日本)3247
6長洲未来(米国)2969
7デールマン(カナダ)2964
8ワグナー(米国)2806
9本郷理華(日本)2736
10チェン(米国)2729
ランクインしている日本人選手うち、トップ3は宮原知子(5位)、本郷理華(9位)、樋口新葉(11位)です。
今回はケイトリンオズモンド
1998年にスケートを始めた。
2012年のカナダ選手権でSPで首位に立ち、総合では3位に入った。世界ジュニア選手権は初出場で10位。
2012-2013シーズン、シニアクラスへ移行。ネーベルホルン杯、スケートカナダと連続優勝。カナダ選手権でも初優勝。初出場の世界選手権は8位に入った。
2013-2014シーズン、ストレス性の左足の怪我のために当初は欠場を予定していたスケートカナダに出場。SPでは5位につけるも、足の古傷の痛みが再発しFSは棄権した。ロステレコム杯はハムストリングの怪我のために欠場。カナダ選手権では2連覇。ソチオリンピックの団体戦ではSP、FSの両方に出場し銀メダルを獲得した。
2014-2015シーズン、新しいプログラムを振付けている途中に滑りのコースから外れ、他のスケーターのスケート靴のエッジを引っ掛けて転倒。右脚の腓骨を骨折し手術を行った。6週間の安静を要するためグランプリシリーズは欠場した。2015年1月には、負傷からの回復を優先させるためにシーズンの全ての試合を欠場することを発表した。
2015-2016シーズン、復帰戦のネーベルホルン杯で優勝。スケートカナダではFSで5度転倒をし11位に終わった。カナダ選手権では3位となり、世界選手権代表の座を逃した。
2016-2017シーズン、フィンランディア杯で優勝。スケートカナダでは、初めて200点台のスコアをマークし銀メダルを獲得した。続く中国杯でも銀メダルを獲得し、グランプリファイナルへの初進出を決めた。
カナダ選手権ではISU非公認記録ながらもSPで81.01を叩き出し、3年ぶり3度目の優勝を果たした。その勢いで3度目の出場の四大陸ではISUの選手権大会初の表彰台が期待されたが、SP2位で折り返すもFSでは3度の転倒で結果4位に沈んだ。しかしシーズンの総決算となる世界選手権では銀メダルを獲得し、ジョアニー・ロシェット以来、8年ぶりに表彰台に立った。また、3位のガブリエル・デールマンと共に、カナダ女子史上初のダブル表彰台の快挙を達成した。
2017-2018シーズン、ISUチャレンジャーシリーズのオータムクラシックにおいてFSのパーソナルベストを更新し優勝。GPシリーズにおいては、スケートカナダではSP・FS1位で優勝、GPフランス杯ではSP1位で折り返すもFS4位で銅メダルを獲得しファイナル出場。GPファイナルではSPで77.04を叩きだすもFSでは転倒など失敗が相次ぎ5位に沈むも総合でファイナル初の銅メダルを獲得。
技術・演技
アクセルを除く5種類の3回転ジャンプを飛ぶことができる。 コンビネーションジャンプでは、3T+3T ,2A+3T 、3S+2T+2Lo等を飛べ、2016-2017シーズンからは3F+3TをSP.FSともに入れて飛んでいる。 怪我で休養し、ジャンプを見直し、着氷流れがスムーズになりジャンプの質が上がった
スピンはさまざまなバリエーションがあり、高く評価されているまた、緩急のつけかたがすぐれている。
実力もさることながらこの振り返りにすでに応援モードに入ってしまいます。
オリンピックが楽しみですね!
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